突然の万座温泉旅行(2004.7.24〜25)

7月23日の夜,日帰りでどこか行けないかなあと思ってたのにかみさんと子供が24日朝になっても起き出してこない.あーあ.今日も無理か?でも久しぶりの休み,どっか出かけたい.頑張れば万座あたりなら行けないかなあ..そうこう考えてるとやっと起き出してきました.とりあえず出かけようとだけ伝え,朝9:00出発しました.でも,今から万座に行くというと絶対反対されそうだったので,(とういのもこの日と25日は町のお祭りだったのだ.)とにかく運転しててもぎりぎりまで黙ってることにしました.当然,ナビは消したまま.途中コンビニに何度か立ち寄り子供をだましだまし運転しました.でもさすがに吾妻あたりにさしかかった頃,かみさんから「どこにいくの?」と言われ渋々,「万座」と答えました.ところが,,,何と,,,「泊まってもいいよ」とのお許しが......これには少々戸惑いを感じた私.だって明日はお祭り最終日で,かみさんの実家で花火を見ることになっていたからです.「花火には間に合うように帰ってね.」ああなんというやさしい言葉だ!!!すかさず携帯でホテルを予約することに....空いてるかな????でもその心配は最初のコンタクトで消えました.かけた先は万座温泉ホテル.別館の座敷部屋が空いてるとのこと.早速予約しました.ただ,このときはあまり,金額を考えずに予約してしまい,後で聞いたら,一人1万7000円.トクーなんかばかり使ってる自分達にとっては久しぶりに結構な出費でした.でも,トップシーズンのしかも土日だからなあ.仕方ないか.ところで,私が万座に行きたかった理由は,3つありました.1つ目はかみさんの誕生日に以前来たことがあり,たいそう喜んでくれたところだったということ.2つ目は子供がまだおなかにいたときに泊まりに来た場所だったこと.そして3つ目に,やはり何より,日進館の苦湯に入りたかったからです.行きに,白根山の自然探索路でも歩いてやるかと思って,湯釜の駐車場に入ったのですが,残念なことに雨になってしまいました.こうなるとただでさえ涼しい高原は寒く感じるようになってしまいました.かみさんはタンクトップしか持ってきていなかったのですごく申し訳ないなと思いながらも,どうにか3時過ぎにはホテルに到着しました.マー坊もすごく嬉しいらしくご機嫌でずーっとニコニコしていました.

交代でホテルのほうの温泉に入りました.ただ,以前よりだいぶ加水して成分が薄くなっているような....何か前みたいに酸っぱくない.あれだけ歯にしみたのになあ.更に展望の極楽湯には蛾の大群が....結構,苦手な人にはきついかなあとか思いながらも,実は全く気にならない私でした.しかし,虻ならまだしも蛾だもんなあ.ははは...日進館のほうは朝6時から夕方6時だとのことだったので明朝入ることにして,この日はゆっくりくつろぐことにしました.(今回もまあは,お風呂イヤイヤをしてしまい入らずじまいでした.悲し...)ところで,部屋の案内を見ていて不思議に思うことがありました.それは,日進館のお湯の紹介が鉄湯とラジウム北光泉しかなかったということでした.何でだろう?本館のと名前が一緒だから混同しないように載せてないんだろか?そんなこと考えながら,翌朝6時になるのを待ちました.ところがそこで私を待っていたのは....
3分の2以上が閉鎖された日進館の現実でした.

日進館で営業してるのは左の建物だけ赤暖簾の方が鉄湯。紫暖簾の方がラジウム北光泉
使われてるのは左端だけ.後は,無造作に入り口が締め切られていました.
こちらはもう老朽化して使われていないそうです.


聞けば,もう閉鎖されてから4年経ってるとのこと.ということは一昨年,松屋に来たときはもう閉鎖されていた計算.かみさんの誕生日に来たのが2000年11月だからあの直後の閉鎖ということになる,何とも寂しい返答....お湯に浸かって,ぼーっと外の湯畑を見ながらいつしか4年前を思い出していました.体調を壊したかみさんと2人で来たよなあ.そのうち鉄湯とラジウム北光泉も消える運命にあるのかな?そんなことを想像していた私でした.朝食の後,3人で写真を撮ってもらいました.外の少し離れたところには以前はなかった,ウサギ小屋や鳥小屋,やぎ小屋なんかもありました.黒ウサギが小屋の外にも飛び跳ねていました.それを追うマー坊の姿が何ともいえなくかわいいと思うのは親ばかでしょうか?帰りがけに日進館の前に咲いているコマクサに別れを告げ,何ともいえない気持ちで万座を後にしたのでした.

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