万座・草津方面野湯なし旅行
　　　（２０００．１１．２１〜２３）

第１日目

１１月２１日は相方の誕生日．職場の特別休暇を使っての今回の旅行です．ホントは例の九州縦断旅行を決行したかったのですが，相方の具合がそこまでかんばしくなく，準備も不十分で．．．でもいいのです．温泉に入れれば．．．．２１日の午前２時頃つくば市を出発．総和から板倉，館林経由で一般道最短コースによる往路です．実は万座に行く前に四万の湯の泉と沢渡温泉の共同湯に立ち寄る計画で予定通り，５時過ぎに湯の泉に到着．少し仮眠して明るくなった頃起きだして４０分ほど入浴．（相方はいいということで車で寝てた模様）そのあと四万の鐘寿館が共同湯として一般開放したという川原の露天風呂を経由して沢渡温泉共同湯へ．自分としてはこの沢渡の湯気に入りました．男女それぞれ２つづつの長方形の湯船で何の代わり映えもしないけど，お湯はもちろんひなびた感じもとてもよかったです．（お湯もガブガブ飲んでしまった）後から来た別の爺ちゃんの話ではこれに焼酎入れて飲むと美味しいんだとのことでした．
そこから山越えし六合村へ．尻焼温泉の様子を見たくて．．．（往路は湯の泉温泉までずっと雨だったのです．）思った通り，川湯は土褐色でした．入れるかなというあまい期待もあったのですが今回はおあずけです．同じように来ていた２カップルもしょぼしょぼと帰ったようでした．

この日の尻焼温泉．土褐色になってしまって無惨な姿． 何日ぐらいでいつものようになるのだろう？

そのあと草津駅前まで足を運び，昼食をとることに．駅前の白旗の湯に立ち寄りたい気もありましたが，今回は１人でないのでこれまた我慢．昼食後は湯畑をしばらく見学しいよいよ目的地，万座へ．残念なことに，草津から白根山を経由する道は１１月１７日で閉鎖されているので一度南下して万座ハイウエイ（片道１０２０円）で行きました．午後２時１０分ゆけむり荘に到着．到着するまで知らなかったのですが，ゆけむり荘も日進館も万座温泉ホテルも全部長い通路で繋がっていたんですねえ．今回，前に来たときと同じ日進館側の駐車場に車を止めたのですが，フロントはやはり万座温泉ホテルのフロントそのものだったのです．通路の片道は２〜３００ｍあるんじゃないでしょうか．しかも階段だし．．．．フロントでチェックインを済ませ部屋へ．今回は希望でわざわざ民宿タイプのゆけむり荘のほうで２泊予約しました．（２９号室）でも後から考えると１泊はホテルの方でもよかったかなという感じでした．だって今日は誕生日ですからね．食事もホテルの方と同じ場所でした．とにかく遠い．でも最高だったのはほとんど貸し切り状態だった日進館のお湯．平日だったのとホテル側のお年寄りにはこちらまではやはり遠いんでしょうね．（翌日・翌々日もほとんど貸し切りでした．大満足．）

苦湯（写真上）．ここが一番濃く酸っぱい．万病に効くとか．福田元首相もファンだそうです！？真っ白なお湯．	ラジウム北光泉（写真上と下）一見透明だが入ると湯の花が舞って真っ白になる．
手前から混浴の滝湯・鉄湯・真湯（真湯はほとんど水だった．残念）
上の写真以外にも本館の方に姥湯・姥苦湯・ささ湯それと高台に展望露天風呂の極楽湯がある．どれも酸っぱいお湯で，なかでも鉄湯のお湯は歯にしみた．何で？（残念ながら日進館の施設は鉄湯とラジウム北光泉を残して2000年に閉鎖されました．2004.7記）

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