高雄温泉 2003年７月より入浴不可．温泉施設を作るため立入禁止．近日オープン？？−＞その後

　ここは，ある雑誌でまず存在を知り，実は今メジャーになりつつある温泉です．話では昔，ここにホテルがあり，火事で焼けて温泉だけ残ってるんだということです．1999年11月のある午後２時頃アパートを出発し，一路那須へ．ナビによれば那須の温泉街を抜け，左に鳥居が見えたら鳥居手前を左折，数百ｍで最初の十字路を右折，あとはひたすらまっすぐ山を登るというものでした．ところがはじめ場所がわからず，あたりをぐるぐる．それもそのはず実はナビが示しているのは途中の十石荘だったのです．（通称ここを高雄温泉というらしい）そんなこととは知らずこれでなかったら帰ろうと十石荘前をとにかく行けるところまで行ってしまえと車を走らせると道路脇に白いお湯が．これかと思い，そのまま進むと急に開けてでこぼこの駐車スペースが．なんてことない．そのまま進めばよかったのです．ああ損した．なんて思ってるといつの間にか雪が降ってきたではありませんか．道理で寒いはずです．駐車場右奥の方から白い煙と強い硫黄臭が．．あれが温泉かな？と思ってタオル片手に行ってみると，ありました．ありました．私の好きそうな温泉が．まさに野湯って感じです．３段になっていて一番上が一番大きくて一番熱く，それが打たせ湯になって２段目にさらに３段目に流れていくって感じでした．それと通路反対に入れそうな（実際私は入ってみた）湯だまりが一つ．湯は長く入っているとヒリヒリするほどの硫黄泉．脱衣所はなく木枠のような簡単な置き場だけ．その目の前が露天風呂なのでなかなか女性には勇気が必要そうです．それでも自分が行ったこの日はカップルが２組くらいタオル巻きで入浴していました．それとおもしろいのがたくさんの管理人さん．みなさん常連で自分が管理しているって言い張っていました．また，自家製果実酒をみんなに振る舞っている人もいました．お湯の湧き口に近いところにはコンクリートでできた熱めのお湯のあるスペースが．その手前にはちょうどテーブルになりそうな台が作ってありみんなそこに紙コップをおいてお酒を飲みながら会話をはずませていました．この日は雪見風呂でしたが別の日に行ったときは，暗くなるにつれてたくさんの星が今にも落ちてきそうなほど見え，また，高台なので見晴らしもよく，自分が行った中では一番の野天風呂です．この日とは別にそのあと相方を連れて数回足を運んでいます．おすすめです．

敷地内を流れている湯沢．湯ノ花がすごい！	２段目と三段目の露天．この上に一番大きな露天がある．
	道を挟んで反対側にある湯だまり？温かかったので入ってみた．
これがメインの露天．奧にテーブルにちょうどいい台がある．