28日

朝,随分早く目が覚める.というのも今日は奥八九郎温泉etc.に行く予定だからだ.ただ,この古牧温泉,温泉ランキング全国8年連続第1位ということなのでとりあえず一通り見ないとせっかく来たかいがないと思い,敷地内を散策する.とにかく広い.かっぱ沼なる細長い池があり,周りにはリンゴ・梨・栗などの実がなり,いろんな神様が祭ってある.橋があったり,有名な渋沢邸があったりでざっとまわっても4,50分かかった.更に驚いたのはチェックアウトで宿泊代が16000円(2人で!!)だったこと.間違いかと思ったが,一般の部屋だと2人で12000円ということで超格安だった.すごく得した気分.大露天風呂も気持ちよかったし,まあ満足の口だろう.8時50分頃宿を立ち,十和田湖方面へ,途中奥入瀬渓流音を聞きながら十和田湖東岸子の口へ.そこから南下し,乙女の像がある休屋で昼食を食べ(結構くつろいだ),2時過ぎ,一路八九郎を目指す.何時ぐらいだろうか.小坂町に入りそこから右折,道なりにしばらく行くと野口の集落を過ぎ,八九郎の集落に辿り着く.あすなろという施設の前を過ぎればまもなく左カーブで舗装路と直進の砂利道の分岐へ到着.そこには誰が作ってくれたのか真新しい立て看板が出ていた.奧八九郎への案内図だ.それをデジカメにおさめ地図代わりに見ながら延々砂利道の方を進むと,地図の示すところは通称奥奥八九郎と呼ばれている方の自噴泉だった.赤茶けた大地からぶくぶくと天然のジャグジーが....温度を確かめると少し熱め.でもここまで来たからにはとばかりに服を脱ぎ捨て飛び込む.でも思ったより快適.この赤いのは鉄分なんだろうか?さすがに連れの方は入りたがらず,ずっと待っているので申し訳なくて次の目的を果たさんと車に戻りハンドルを握る.次は奥八九郎,うーん道がわからない.でも地図に描いてある奥八九郎が奧奥ということは手前だろうと来た道を戻る.持っていったパソコンのあるホームページに表の道路からは見えないとある.ということは横道を入るってことか.そう思いながら来た道を戻ると右下に降りていく分岐道を発見.とりあえず行ってみる.でもすぐ細い橋にさしかかる.これじゃあ車は無理だな.そう思って手前でUターンする.ところがどうも怪しい.で,何もなかったら引き返すからと言って相方を車に残し細い橋を渡ってみる.するとすぐ右に道が....そこをちょっと行ってみると....なんと右手にぼこぼこと温泉が湧いているではないか.案外見つかるもんだなと思いながらも,もう気持ちは天に昇っていた.車に走って戻った私の顔が妙ににやけていたとは相方の弁.早速タオルを持って入ってみる.おっ,こっちは自分好みのぬるめ.ブクブクも結構すごくてずっと入っていられそうだ.周りに足の短い草がびっしりと生えていて奧奥とはまたちょっと違う雰囲気だった.実は今回一番手前にあるはずの八九郎は見つけずじまいだった.今日泊まる乳頭温泉郷までの時間を考えると限界だった.惜しい気持ちを抑えながら田沢湖方面を目指す.本当は途中の玉川の地獄と野湯も探す予定だったがもうすぐ4時.残念ながら次回へのおあずけだ.十和田湖でくつろぎすぎたのを少し後悔しつつも5時40分頃乳頭温泉郷蟹場温泉に到着した.新館の方に泊まる.設備的にはこの場所を考えると新しいし上々ではないだろうか.1人13000円なり.なんといってもお湯がよかった.内湯2種類と露天風呂.露天は沢沿いの混浴湯だが夕食の直後で人がいなかったので気にしないで入浴できた.私はこのあと夜中と朝にも入りに行ってしまった.冬はまた格別だろうなあ.

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