尻焼温泉と川原湯温泉聖天様露天風呂
 1998年以前は温泉といっても今ほどこだわりはありませんでしたし,回数は行ってたけど,近くのサウナやスパ・リゾートハワイアンズあたりでも全然満足でした.そんな私にいろいろ情報を吹き込んでくれたのが実は毎週高速使って近場の露天風呂に行ってるという風呂仙人のような職場の同僚でした.いろいろと話を聞いているうちに,ならば私もと思ってターゲットにしたのがまずは福島の湯野上温泉と,湯野上温泉の近くのコンビニで買った本に載っていた木賊温泉でした.それ以来,渋めの露天風呂にはまり,それがいつの間にか興味は野湯になっていました.とはいっても興味だけで未だに本当の野生原始湯には残念ながら入湯したことはありません.悔し〜い.そんな中,手始めにと思ってターゲットにしたのが尻焼温泉だったのです.たしか1999年の夏だったでしょうか.とある土曜日の13:00頃でした.カーナビを頼りに片道5時間ほどかけて(すご混み)中継点の川原湯に...ここもその同僚から教えてもらった

川原湯 聖天様 ずっと人が出入りしていたので中の写真は撮れずじまい.

ところで,あと数年でダムの中に沈むらしいから,時間あったら行ってみたらって言われ,ならばと立ち寄りを計画していました.そこの聖天様露天風呂にて入湯.30代半ばのご夫婦と男性客3名ほどが先客で話が弾んでいました.その中の一人は毎年何回かは定期的に来ているとか.かなりのお気に入りと言うことでした.あまり大きくはない脱衣所・屋根付きの正方形に近い湯船でお湯は私にはちょっと熱めでしたが話が盛り上がった分,気分もよかった.これがあと何年かでなくなるってのは残念です.午後8時過ぎに川原湯を離れ今回の目的地尻焼へ.話には聞いていましたがホントに川全部温泉.....絶句でした.もう夜9時をとっくにまわっていたので真っ暗ではじめは目が慣れるまでどこが温泉?て感じでしたが,実は目の前は全部温泉で....先に川岸の屋根付きの熱めの半露天風呂にはいり,少し暖まったところで川湯の方へ.土曜日と言うことで人がたくさん居ました.それでも暗さも手伝って裸で川岸をうろつく開放感も何ともいえず,お湯のぬるさもあり,夜中の12時過ぎまで川の中に収まっていました.ここのレイアウトは道路から階段を下りるとすぐ前に例の屋根付きの半露天があり,階段から川の上流方向に数m行くと脱衣のできるスペースがあります.そこから川にはいると手前に石で囲んだ湯船らしきものが数カ所あり,所々の割れ目から熱い湯が湧いています.しばらく浅めですが,途中から急に深くなり対岸の角に深めの石で囲った湯船らしきものがあります.ここは自分が行ったときはちょうどイイ湯加減でした.車中泊した翌日も5時頃からまた川に入りいい気分を満喫してきました.それにしてもこのときあとから来た団体客が実家の近所の人だったのには驚きました.こんなところで会うとは.....帰りにまた聖天様に寄っていったのは言うまでもありません.

2000.9.3再訪での奇妙な出来事(写真はそのときのもの)

露天で見知らぬ人と話が盛り上がることは多い.この日も東京方面から来たというおじさんと話をしていたら,近くに滝があるというので,せっかくだからと思い見ていくことにした.向かう途中でこのおじさんに再び会ったので一緒にどうかというと車に乗って来たので一緒に行くことにした.彼はビデオをとるのが趣味だということでこのときも滝のビデオを一生懸命撮っていた.それで一足先に車に戻り,彼が来るのを待っていた.ところがいくら待っても来ないので滝の所まで戻ってみると....いない!!!しかし,戻る道は切り立った岩壁と柵付きの絶壁で遮られ,ここしかないはずなのに....結局彼は現れず,さよならも言えずに別れることになってしまった.もしこのページを見てくれていたらメール下さい.まさか夢じゃないですよね.

     
近くにある不動の滝(沢を辿っていって撮影.) あと30m位で滝下に行けたのになあ.

尻焼温泉再訪 2000.9.2〜3

尻焼露天風呂を上の道路から撮影. 大胆にも川の方で入浴中.話の楽しい方でした.
川脇の遊歩道から.とにかく自然に溶け込む感じっていい. 近くに咲いていた花.もう秋なんですねえ.
実はこの日午前中白根山に行き,お昼頃汗を流そうと戻ってきたのだが,そこは朝と違い川べりでバーベキューをしたり昼寝する人でごった返し,レジャーランドと化していた.残念ながら入湯を断念し,上の川原湯に行ったのだった.
半露天の対岸にあるもうひとつの露天.撮影は別日

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