東北方面野湯に入るぞ!旅行2.5泊4日
(2000.8.26〜8.29)

26〜27日

8月26日午後2時過ぎまで仕事.今日は世間では土曜日で休みだってのにね.とにかく仕事して,午後5時半アパートを出発.今回は相方同伴.これで一人で行ったりしたら後で大変!とりあえず矢板から高速に乗り,今日の到達予定の東北道宮城県・泉パーキングエリアを目指す.毎度のことだが,午後の出発は結構旅にはあっていると思うのは自分だけだろうか?普通この時間は一般観光客は帰ってくる時間...向かう車は殆どいない.つまり道路空いてるんですよねえ.更に8時過ぎの夜間は移動距離稼ぎまくり.てなわけで,こんなことしょっちゅうやってる.ただ費用節約のための初日パーキングエリア車中泊ってのが結構しんどかったりするが...途中なんだかんだやってて泉に着いたのは10時過ぎ.2人仲良く車中泊!? 翌朝5時に目覚め,6時前に出発,鬼首の地熱発電所を目指す.途中燃料が心配で鳴戸のJOMOでガソリンを入れる.(開店前の早い時間にガソリン入れてくれたおじさん,すごく親切だった.感謝!)途中,道を間違えて戻ったり,とんでもない砂利道を走ったりしながら(実はちゃんとした舗装路があったのだが..)どうにか第1目標の荒湯地獄に到着.車を空き地に止め貴重品を持っていざ出動!正面の高台に登る.辺り一面真っ白.かすかに硫黄のにおい.正面遠くでぐつぐつと音が聞こえる.自分たちは地獄を右の方にどんどん進んでいく.すると途中に湯煙が..覗いてみるとお湯がチョロチョロ流れ出ている.どんどん谷を下っていく.するとその底に以前どこかの本で見た(のとは形がすでに違ってるが..)木でせき止めた野湯が姿を現した.更にすぐその下にも先人作の野湯が..この日は相方も水着持参だったので仲良く2人で湯におさまった.お湯はとても酸っぱかった.1時間以上そこにいただろうか.そろそろ次に行こうかという話にまとまる.しかし,更にこの沢の下流が気になる私.ちょっとだけ見てくると言ってパンツ一つで下流へ.さすがに下はぬるい.それでも胸騒ぎがして仕方がない私はそのまま70mぐらい沢を降りていった.そこで見たものは...硫黄色の岩肌を流れる熱水...よくよく見ると沢の所々からお湯が沸いているではないか.嬉しくて更に100mほど降りるとそこにも先人の作ったと見られる野湯が2つあらわれたのだ.す,すごい!!大感激!はっきり言って最高デースって言いたい.来てよかった.......さて,しばらくして次の目的地へ.ここから次の片山地獄にある血の池地獄までは数十分.そこは地熱発電所のすぐ奥にある.とりあえず到着したのは9時頃で発電所のPR館も10:00からということだった.発電所内は立入禁止になっていたので,見つかっても後でいいわけが聞くようにと発電所の周りを囲っている柵の外側に沿って進み血の池地獄を目指す.目的地は表から見て発電所奥になる場所でできるだけ近道がしたかったので藪の中なども歩いてしまい葉っぱで数カ所太股を切ってしまった.でもそんなの気にしていられない.前進するのみ.まもなく視界が開け目の前にお地蔵さんがあらわれた.軽く手を合わせ,前を通過.もうもうと煙の立つ中に入っていく.遊歩道すぐに第2地獄が姿を現す.(第1はどこにあったんだろう?わからなかった.)所々グツグツ,あるいはボコッボコッていう音がしている.まさに地獄.ガスもすごいだからここは立入禁止になってんだななんて考えつつそれでも足はどんどん進む.これ以上渡り板がないというところに縦に2本渡り板がかけてありその手前下の沢がちょうど湯船になりそうだったのでそこで服を脱いで入湯.やはりここも酸っぱい.でも荒湯地獄よりぬるぬるした.20分位入ったところで息苦しくなってきた.こりゃまずいと思って急いで服を着て戻ることに.ほんとやばそうだったんで早く立ち去りたく,帰りは発電所内を横切らせてもらいました.発電所の方々,不法侵入お許し下さい.死ぬかと思ったんで...でも相方を車においていって正解だった.今日最後の目的地は川原毛の大湯滝.発電所からは70km近くある.最初向かった道は途中からオフロードになり行くのを断念.(以前白神山地に日本海側から進入しオフロードを50km以上インテグラRで走りひどい目にあったので)戻って大きく西にまわり108号で行くことにする.おかげで「目覚ましの清水」と道の駅でのおいしい昼食にありつけた.(マジでうまかった.イワナの刺身と稲庭うどんと小町そば...)湯滝には2時近くに到着.日曜ということもあり車の数がすごい..公衆トイレ右脇から川岸を下ること17〜8分位だろうか.素晴らしい滝があらわれると同時に最悪に多いも現れた.とはいっても自分たちもその1人.観念して開いてる木陰のスペースを陣取り脱衣をして入湯.ちょっと熱めでやはり酸っぱいお湯だった.空いた頃を見て向かって左の滝にあたってきた.それにしても若い水着の女性が多くてちょっと嬉しかった.今日の宿泊地はここから更に300km以上先の青森県三沢市の古牧温泉.なんでそこにしたのかあまり理由はない.とにかく北の方に行きたかっただけかな?ホテルには6時に到着.横手インターから八戸インターまで1時間47分の高速ドライブだった.

次の日に続く      homeへ戻る       

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送